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バスケットの試合を観戦して、「このゴールで〇〇選手がダブル・ダブルを達成!」なんて言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
経験者の方はもちろんご存知だと思いますが、初心者や経験はないけどスポーツ好きでバスケを観戦するような方もいますよね!
ダブルダブルって何なの?それってすごいことなの?!
なんて疑問をお持ちのアナタのために、ダブルダブルの意味や達成する難しさや凄さについてまとめました!
バスケのダブルダブルの意味は?
さっそく、「ダブル・ダブル」の紹介をしましょう!
こちらがダブル・ダブルの意味だよ!
ある選手が1試合で主要な個人成績にあたるスタッツ(得点・リバウンド・アシスト・スティール・ブロック)の5項目のうち2項目で2桁の記録を残すことを意味します
例えば、「10得点・10アシスト」などの記録を残すと「ダブル・ダブルの活躍」となります!
バスケのダブルダブル達成するのはすごいこと?!
ダブル・ダブルは決して簡単にできる記録ではありません。
昨年、大リーグで活躍した大谷選手の二刀流的な記録と言っても大袈裟ではないかもしれません。
2020-21シーズン平均スタッツを見ると分かるダブルダブルのすごさ!
数字として見るとダブル・ダブル達成の難しさが分かりやすいと思いますので、NBA選手とBリーグ選手の各スタッツ上位5名の平均を出してみました!
まずは、NBA選手のスタッツ平均です。
・得点平均:29得点
・リバウンド平均:12回
・アシスト平均:8回
・スティール平均:1回
・ブロック平均:1回
そして、B1リーグ選手のスタッツ平均です。
・得点平均:21得点
・リバウンド平均:10回
・アシスト平均:6回
・スティール平均:1回
・ブロック平均:1回
得点やリバウンドでは2桁の数字が平均ですが、同じ人物がランキングにはいません。
上位者でこのような数字ですので、ダブル・ダブルを達成するのは難しいと想像ができますよね!
「得点」は比較的に2桁を達成しやすいスタッツであります。
2点や3点などの種類があり、バスケットは得点を競いあうスポーツですので達成しやすいですね。
ですが、アシストやブロック・スティールに関しては、見方や相手のいることですので安易に2桁を達成することはできません。
ですので、1試合に「ダブル・ダブル」を達成した選手がいると大活躍している印象が残ります!
2021年12月14日(現地時間13日)、NBAラプターズに所属している渡邊雄太選手が、「12得点10リバウンド」という記録でキャリア初の「ダブル・ダブル」を達成しました!
「日本人がこんなに活躍できるんだ!」という印象を持てる試合でしたね!
ちなみに、NBAでのダブル・ダブルの最長連続記録は、ウィルト・チェンバレンの227試合で、2022年現在の現役選手での最長記録は、ケビン・ラブの53試合連続です。
ダブルダブル以上の記録もある!
ダブル・ダブルを達成することのすごさや難しさが分かりましたが、更に上の記録があります。
「トリプル・ダブル」と「クアドルブル・ダブル」です!
字の如く、「トリプル・ダブル」は3項目で2桁の活躍。
「クアドルブル・ダブル」は4項目で2桁の活躍です。
1試合でこの活躍ができた選手は大活躍した結果・証拠ですので、まず試合のMVP候補に名前があがることでしょう。
また、トリプル・ダブルに関して、NBAではオスカー・ロバートソンとラッセル・ウエストブルックがシーズン平均の得点・リバウンド・アシストがトリプルダブルの成績となるという化物じみたスタッツを記録しています(ウエストブルックは3回)。
筆者自身も多くの試合を見てきましたが、「クアドルブル・ダブル」の試合は記憶にありません。
それほど難しく珍しい記録なっています。
まとめ
・ダブル・ダブルとは5項目のスタッツの内、2項目で2桁の記録を残すことを意味する
・ダブル・ダブルを達成するのは難しい
・ダブル・ダブル以上の「トリプル・ダブル」と「クアドルブル・ダブル」という記録もある
今回は、バスケットボールにおける記録「ダブル・ダブル」について紹介しました。
解説でたまに聞くことがある言葉を理解すると、さらに楽しんで試合を見ることができますね!
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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