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スポーツ全般がそうだと思いますが、『ルール』が分からないと楽しくないですよね。
これからBリーグ(バスケットボール)を楽しみたいという方のために、ルールを紹介します。
「バスケットボールのルールなんて知ってるよ」なんて方もいるかと思いますが、確認の意味も含めてご覧ください。
基本的なルール
バスケットボールはボールを持ったまま歩いてはなりません。
ボールは手で扱い、ボールを持ったまま3歩以上は歩くと「トラベリング」というファウルになります。
また、ドリブルを止め1度手に持ったボールを、再度ドリブルすると「ダブルドリブル」というファウルになります。
得点については、通常は2点、3ポントラインの外側からシュートを決めた場合は3点、フリースローは1点となります。
サッカーとは違い、ファウルやタイムアウト、フリースローなどのときは試合時間が止められ、プレー再開と同時に再度スタートとなりますので、ロスタイムはありません。
選手交代に関しては、退場していないプレーヤーは何回でもできます。
ノーチャージセミサークルについて
ノーチャージセミサークルエリアのラインを、飛び越し又は横切ってのシュートやパスをしようとゴールに向かってドライブした場合、リング下の半円エリア内で体の接触があったとしてもオフェンスチャージングは取られません。
オフェンスチャージングを貰おうと、ディフェンスの選手がゴール下で待ち伏せすることがないように設けられたルールです。
(ノーチャージセミサークルエリア)
(https://goo.gl/rGGD6S)
バイオレーションについて
バスケットボールにおいて、禁止されている行為には「ファウルとバイオレーション」があります。
ファウルは、プレーヤー同士の体の接触や、スポーツマシップに反する行為を行った時に取られます。
バイオレーションは、ファウル以外に禁止されている行為(時間のルールやボールの扱い等)を行った時に取られます。
バイオレーションを取られた場合、ボールの所有権は相手チームに移り、バイオレーションが起きた場所から1番近いサイド、又はエンドラインの外からスローインにて試合再開となります。
秒数のルール
秒数のルールには次のようなものがあります。
【24秒ルール】
ボールを所有してから24秒以内にシュートを打たなければなりません。
24秒以内にシュートができない、又はエアボール(シュートしたボールがリングに当たらない)の場合はバイオレーションとなり相手チームのボールになります。
この時のバイオレーションの記録はされません。
【8秒ルール】
攻める側(オフェンス)は、バックコート(自チームゴール)からフロントコート(相手チームゴール)へ8秒以内にボールを運ばなければなりません。
【5秒ルール】
スローインは5秒以内に行わなければなりません。
また、ボールを持ったプレーヤーはドリブルやパスなどをしないまま、5秒以上ボールを持っていてはいけません。
フリースローの際も、審判からボールを受け取ってから5秒以内にシュートしなければなりません。
【3秒ルール】
攻める側(オフェンス)は、フロントコートでボールをコントロールしている間は、相手チームの制限区域内に3秒以上とどまってはいけません。
一度、制限区域内から出れば秒数はリセットされるので、再度入ることができます。
その他のルール
【ダブルドリブル】
ドリブルを終え、一度手に持ったボールを再度ドリブルしてはいけません。
【トラベリング】
ボールを持ったまま、3歩以上歩いてはいけません。
また、ピボット(左右どちらかの足を軸としてコンパスのように動くこと)の最中に軸足が動いてしまってもトラベリングになります。
【キックボール】
ボールを故意に足で蹴ったりしてはいけません。
【アウト・オブ・バウンズ】
ボールがコートの外に出る、バックボードの裏や支柱などに当たる等することです。
プレーは中断され、サイドライン又はエンドラインの外からスローインを行い再開します。
【タイムアウトについて】
前半の第1Q・2Qで2回、後半の第3Q・4Qで3回取れます。
また、各延長戦で1回取ることができます。
ファールについて
ファウルには色々ありますが、1試合の中で1人のプレーヤーが5回ファウルを犯すと退場となります(5ファウル)。
【パーソナル・ファウル】
プレーヤー同士の体の接触により起きたファウルを「パーソナル・ファウル」といいます。
【テクニカル・ファウル】
審判・相手チーム選手への暴言や、ベンチにいる監督・コーチなどによる反則行為などは「テクニカル・ファウル」といいます。
【パーソナル・ファウルの罰則】
上でも説明しましたが、パーソナル・ファウルは体の接触により起きるファウルです。
相手チーム選手を「押す・叩く・殴る・蹴る・押さえる」等するとファウルを取られます。
そして、シュート動作中にファウルを犯した場合は、相手にフリースローが与えられます。
通常のフリースローは「1点×2本」ですが、ファウルを受けながらもシュートを決めた場合は得点も認められ、尚且つ1本(1点)のフリースローが与えられます。
また、3ポイントシュート時の場合は、「1点×3本」になります。
つまり、3ポイントシュート時にファウルを受け、フリースローを1本決めると「4点プレー」になるわけです。
シュート動作中意外に起きたファウルの場合は、ファウルが起きた場所から最も近いサイドかエンドラインの外からスローインにより試合を再開します。
パーソナル・ファウルの種類
【チャージング】
攻めている側(オフェンス)のプレーヤーが、相手チームのプレーヤーに対して体を当てたり、手で押したりするプレーのことです。
このとき、ボールを持っているかは関係ありません。
例をあげると、自分が進みたい方向に相手プレーヤーがいるのに押して突き進んだり、ぶつかったりすると取られます。
しかし、自分が進みたい方向に相手プレーヤーが動いてきて当たった場合は、相手プレーヤーのブロッキングとなります。
【ブロッキング】
ボールを持っているか関わらず、相手プレーヤーの進行の邪魔をするファウルのことです。
チャージングで説明したように、タイミングによっては自身のチャージングを取られてしまいます。
ブロッキングとチャージングは「表裏一体」のプレーとも言えます。
【プッシング】
相手を押すと取られるファウルです。
手だけでなく肩などの体で押しても取られます。
【ホールディング】
相手を掴んだときに取られるファウルです。
【イリーガル・スクリーン】
スクリーン(相手の進行方向の前に立ち邪魔すること)をかけた後に動いたり、正しくないスクリーンをすると取られます。
正しくないスクリーンとは、スクリーンをかけた後に両足を床につけて止まらずに足を動かしたり、上半身を使ったりして、相手プレーヤーの動きを妨害することをいいます。
【ダブルファウル】
両チームのプレーヤーが、同時にパーソナル・ファウルを犯した状態のことです。
それぞれにパーソナル・ファウルが課せられます。
まとめ
今回は、Bリーグ(バスケットボール)のルールを紹介しました。
ルールを理解していると、試合の見方も変わってくることと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。