バスケのゾーンプレスの練習方法や動き・やり方は?種類や意味も!

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バスケにはオフェンスとディフェンスがありますが、さらに詳しく見ていくといくつかの作戦があります。

その中でも今回はディフェンスのひとつ「ゾーンプレス」について詳しく見ていきたいと思います!

ゾーンプレスは、成功すれば試合を決定付けてしまうほどのディフェンスと言われています。

漫画などでも強いチームの必殺技に紹介されることもあり、また、強豪校などでは「伝家の宝刀」と呼ばれ伝統的に使用している学校もあります。

ということで、

マイケル
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ゾーンプレスの練習方法や動き・やり方は?種類や意味も知りたい!

なんて疑問をお持ちのアナタのために、ゾーンプレスの練習方法や動き、種類など調査・まとめました!

バスケのゾーンプレスとは?

まず、「ゾーンディフェンス」はチームで連携してエリアを守るディフェンスのことです。

また、「プレスディフェンス」というものもあり、これはディフェンス側から積極的にオフェンスにプレッシャーをかけ、ミスを誘うよう追い込んでいくものです。

オールコートの「ゾーンディフェンス」で「プレスディフェンス」を行うことが「ゾーンプレス」になります。

ゾーンプレスのメリット

マイケル
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ゾーンプレスのメリットは次の3つだよ!

ゾーンプレスのメリット

① 短時間で大量得点のチャンス!

決定的な試合の流れをつかむことができる!

相手を疲弊させることができる!

それぞれ見ていきましょう!

① 短時間で大量得点のチャンス!

相手のバックコートでボールを奪えれば、そこから自分たちのオフェンスになるため、短時間で大量得点のチャンスがあります!

② 決定的な試合の流れをつかむことができる!

ゾーンプレスによって大量得点できれば、その時点で負けていれば点差を詰めることができる。

また、勝っていれば一気に点差を突き放すことができます。

③ 相手を疲弊させることができる!

ゾーンプレスはオフェンスに自由にボールを運ばせないようにするため、ボールを運ぼうとオフェンスの運動量は一気に増えます。

さらに、自分たちはシュートも打てず、途中でパスカットされて大量に失点してしまうのでオフェンスは精神的にも参ります。

相手を体力的にも精神的にも疲弊させることができるディフェンスなのです!

ゾーンプレスのデメリット

マイケル
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ゾーンプレスのデメリットも3つあるよ!

ゾーンプレスのデメリット

① 突破されると失点につながりやすい!

プレッシャーをしつこくかけることから疲労スピードが速い!

③ メンバー全員の理解と連携が不可欠なため難易度が高い!

それでは、見ていきましょう!

① 突破されると失点につながりやすい!

ゾーンプレスは、ディフェンスのメンバーがオールコートの各エリアに分散します。

なので、ボールのある所ではオフェンス1人に対してディフェンス2人になり、突破されてしまうとディフェンスは非常に手薄になってしまいます。

② プレッシャーをしつこくかけることから疲労スピードが速い!

オールコートを走り回って相手にプレッシャーをかけるので、ハーフコートのディフェンスと比べるとスタミナの消費が激しくなります。

疲れて走れなければ、簡単に突破され失点が増えてしまいます。

③ メンバー全員の理解と連携が不可欠なため難易度が高い!

ゾーンプレスを成功させるには、メンバー全員がシステムを理解している必要があります。

全力で走りながらプレッシャーをかけ、メンバー同士で連携を取らなければなりません。

普通のディフェンスからゾーンプレスに変更するときも、思考の切り替えスピードが必要になります。

ゾーンプレスの種類は?

マイケル
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練習方法の前にゾーンプレスの種類を見ておくことで理解しやすくなりますよ!

ゾーンプレスは全部で「4種類」あります。

また、ゾーンプレスはコフィンコーナーの使い方次第で、成功するかが決まるといっても過言ではないのです!

「ん?コフィンコーナー?」なんて方もいるかもしれないですね。

こちらがコフィンコーナーです。

ご覧になるとわかると思いますが、真ん中センターラインのとサイドラインの付近とコーナーのエリアですね!

もちろんラインを割ることはアウトで、ディフェンスとラインに挟まれるため、オフェンスの弱点となるエリアになります。

それでは、ゾーンプレス4種類を解説していきます!

(各数字は、コート上のディフェンスプレーヤーの配置を表しています)。

1−2−1−1プレス

「1−2−1−1」は超攻撃的な陣形で、良く見かける形です。

ゴール付近のエリアからダブルチームでプレッシャーをかけるため、成功すれば短時間で大量得点が狙えます。

しかし、得点した瞬間にディフェンスの配置が遅れると簡単に突破されてしまうのがデメリットです。

形にハマれば最強の陣形ですが、オフェンスからディフェンスへの切り替えのスピードが重要になる陣形だと言えます。

1−2−2プレス

「1−2−2」はアメリカの大学バスケリーグなどでよく使われる陣形です。

「1−2−1−1」と合わせたような戦略を取ることができます。

フロントコートにボールを運ばれても、様々なハーフコートゾーンディフェンスに移行しやすい陣形です。

相手のオフェンスに合わせて前からプレッシャーを与えたり、時間をかけさせてコフィンコーナーに追い込んだり、使い分けができます。

その分、ゾーンプレスとしての難易度も高いといえます。

1−3−1プレス

ハーフコートで使用される「1−3−1ゾーンディフェンス」を、オールコートに展開したのが「1−3−1ゾーンプレス」です。

ゾーンプレスではあまり見ることがないですが、ハーフコートゾーンの発展形として使われることが多いようです。

アメリカでは、ハーフコートよりもオールコートで1−3−1を行うのが主流。

パスで展開されてもローテーションし、ダブルチームに行きやすい陣形になっています。

また、そのままハーフコート1−3−1ゾーンに移行しやすいというのも特徴です。

2−2−1プレス

「1−2−1−1」と同じくらい多くのチームが取り入れているのが「2−2−1」です。

「2−2−1」は、プレッシャーを与えてボール運びに時間をかけさせるのが目的です。

ボールマンがドリブルで突破してくる場合、コフィンコーナーに追い込みます。

センターラインのコフィンコーナーでダブルチームをかけるため、失敗しても通常のハーフコートディフェンスに移行しやすいのが特徴です。

長いパスは出させないようにしながら、サイドライン側にドライブさせコフィンコーナーで仕掛ける、というのが基本的な戦略です。

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ゾーンプレスの練習方法や動き・やり方は?

メンバーとの一致団結が求められるゾーンプレスですが、日頃から練習をし、メンバーみんなが理解し合うことで自分たちのものに出来るはずです。

さて、気になる練習方法ですが、「百聞は一見にしかず」という言葉もあるように、「アレをこうして~」と説明するよりも動画で見ていただいた方が分かりやすいと思います!

ということで、動画を中心に見てみましょう!

1−2−1−1プレス

この動画を見ると詳しい動き方を紹介してくれているので、初心者でも理解しやすいと思います。

1−2−2プレス

ボールを奪いに行く超攻撃的なディフェンスです。

メカニックとしてはシンプルなので、育成年代にオススメだと思われます。

1−3−1プレス

日本では超マイナーな作戦と言われていますが、一気に攻めれば得点につながります。

是非、習得してみてくださいね!

2−2−1プレス

こちらも日本ではあまり使われていないと言われています。

しかし、やり方はシンプルなので習得してみる価値はあると思います!

ゾーンプレスを習得する方法

マイケル
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ゾーンプレスを習得する方法は次の6つだよ!

ゾーンプレスを習得する方法

① まずは上記4種類の中で1つ集中して練習するものを決める

② 誰がどのポジションにつくのか決める

③ 動きを頭で理解するためにホワイトボードなどで確認する

④ 頭で理解できたら実際に立ってポジション確認をする

⑤ ボールを使って実際に動いてみる

⑥ 身につくまで何度も繰り返す

筆者の経験上、「大体、理解できた!」というレベルで休憩や練習を終えてしまうと、再びややこしくなってしまいました。

なので、根気とメンバーの協力がいりますが、プレーするメンバー全員がしっかり理解できるまで練習するといいと思います。

ゾーンプレスの意味は?

ゾーンプレスとは、球技におけるディフェンス(守備)の戦術の1つで、ゾーンディフェンスおよびプレスディフェンスのうちの1つです。

「球技における」ということで、バスケに限らずサッカーなどでも使います。

ゾーンプレスは、ゾーンの考えを基本としつつ、積極的にプレッシャーをかけチェック・ボールを取りに行く戦術のため、普通のゾーンディフェンスやプレスディフェンスと比べ体力が必要になります。

ディフェンスが抜かれた場合のカバーができないと簡単に得点されてしまうのがデメリットになります。

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まとめ

・「ゾーンディフェンス」はチームで連携してエリアを守るディフェンスのことである

・ゾーンプレスとはオールコートの「ゾーンディフェンス」で「プレスディフェンス」を行うことである

・ゾーンプレスのメリットは3つある

・ゾーンプレスのデメリットも3つある

・ゾーンプレスは4種類ある

・ゾーンプレスの動き・やり方

・ゾーンプレスを習得する方法は6つ

・ゾーンプレスの意味

今回は、ゾーンプレスについてお届けしました。

ゾーンプレスは4種類もあって習得するのが大変ですが、習得すれば得点につながりますし、練習中はメンバーと一致団結するので関係性もより良くなると思います。

メンバーそれぞれ能力の差などもあると思うので、そこは理解しつつ根気よく練習するのがポイントだと思っています。

皆さん、練習頑張ってくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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